通販やオークションで売れるコケの種類と特徴・苔ビジネスは成り立つか?

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売れる苔と売れない苔

苔を育てて売りたいけれどどんな種類の苔が売れるの?

オークションなどで売れる苔の種類とは?

売れる苔の特徴を知りたい。

苔販売ビジネスは成り立つのか?

こんな売れる苔の種類や苔販売ビジネスについてご紹介いたします。

どのような苔が売れるのか?

「苔を売る」と言ってもどんな苔でも売れるわけではありません。

どこにでも見かけるようなギンゴケやゼニゴケなどは売れる見込みは少ないでしょう。

どこにでも見かける苔なので希少価値がないことと欲しいと思ったら自分で採取すればいいのですから、わざわざお金を払って購入する人はいないはずです。

それではどのような苔が売れるのか?

売れる苔とは

  • それなりに希少価値が高く手に入りにくい。
  • 見た目が美しく鑑賞価値が高い。
  • ある程度大きく、見応えがある。
  • 苔の中でも知名度が高い。

このような条件を兼ねそろえています。

実際にどのような種類の苔がオークションや通販で売れているのでしょう。

オークションなどで売れる苔の種類

オークションや通販などで売れている苔の種類は市街地などではなかなか手に入りにくいヒノキゴケやシノブゴケ、ホウオウゴケなどです。

ヒノキゴケ

これらの苔は苔の中でも鑑賞効果が高いのが魅力です。

また、そこそこ希少価値の高いコウヤノマンネングサなども販売されています。

コウヤノマンネングサは苔の中でも独特な形をしており非常に見応えのある苔です。

売れている苔の中でもハイゴケやスナゴケは先の苔に比べると比較的市街地に近い公園や自然のある場所などでも見かけることがあります。

そのような苔が売られている理由は山奥の環境よりも私たちの暮らす環境に近いところで生息している苔なので苔庭などでも環境に適応しやすく育てやすい点が挙げられます。

スナゴケは苔の中でも乾燥に強く、日当たりの良い庭でも育てることができますし、ハイゴケは苔玉などで重宝されています。

苔販売ビジネスは成り立つのか?

苔販売をビジネスとして考える場合にはそれなりの在庫が必要となってきます。

売るための苔の在庫をどのように確保するのかも苔販売ビジネスが成り立つかどうかを決める要因となります。

安易に近くの山や林などから採取してくれば良いと考えているのでしたら考え直すことをお勧めします。

日本の国土では自然の山であれ、必ず国有地か所有者がいます。

よって無断で苔を採取して販売することは犯罪となります。

厳密に言えば趣味レベルの苔の採取も無断で行えば犯罪なのですが、趣味のレベルでの採取であれば、ある程度は黙認されているのが現実です。

立ち入り禁止の場所や明らかな私有地に入って苔を取ることはまた違った問題もありますので気をつけなければなりません。

松茸やタケノコなどのように商品価値のあるものを無断でとってしまうと少量であれ訴えられてしまうこともあります。

その点、苔は世間一般的に商品価値があるものと認識されていませんのである程度黙認されているのかもしれません。

苔販売をビジネスとして考えるのでしたらまずは種ゴケを何種か購入し、育てて増やすことから始めなければなりません。

その後、ある程度の在庫が確保できたらオークションや通販などで販売するようになります。

そこまでの手間と時間をかけたうえで収支がビジネスとして成り立つかご自身で計算してみてください。

あとは需要と供給のバランスが取れればどんなものでもビジネスとしては成り立つ要素を持っています。

売れる苔の種類と特徴まとめ

  • 売れる苔には条件があり、どんな苔でも売れるわけではない。
  • それなりに希少価値が高い苔や鑑賞効果の高い苔など苔の人気を知ることも必要。
  • 苔ビジネスを行うためには大量の苔の在庫を確保できるかの準備が必要。
  • 自然の中から採取してきた苔を販売することは違法なので避けなければならない。

今回は売れる苔の種類や特徴についてご紹介しました。皆様の苔ライフの参考にしていただけると幸いです。

-苔の知識と採取