ヒノキゴケの好む環境と育て方

2019年10月12日

ヒノキゴケの好む環境と育て方

ヒノキゴケ

明るく柔らかい印象を与えるヒノキゴケ。そんなヒノキゴケの好む環境や育て方をご紹介いたします。

 

 

ヒノキゴケとスギゴケ

山の中で杉と檜と言えば植林の代表格みたいなもので、どちらも似たようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

さらに言えばどちらが杉の木でどちらが檜の木か見分けることができる人の方が少ないのかもしれません。

同じように苔の世界にもスギゴケとヒノキゴケと呼ばれる苔が存在しますが、苔の話になると双方の姿は全く違ったものとなっています。

スギゴケは茎が硬く、まさしく植林の杉を思わせる風貌であり、目線を落として見ると小さな杉林がそこにあるかのように見えます。

しかし、ヒノキゴケには杉林や檜林のような硬いイメージはなく、スギゴケと対照的に柔らかさ、色目の美しさをもち、ほかの苔と異なる雰囲気の絨毯を林床に作り上げています。

ヒノキゴケ

明るい色合いと柔らかさを持つヒノキゴケ

スギゴケ

ヒノキゴケに比べると色合いが濃く硬いイメージを持つスギゴケ

ヒノキゴケの特徴と好む環境

ヒノキゴケはイタチノシッポとも呼ばれ、山地の林の中の湿った腐葉土上や谷沿い、沢の斜面のような湿度の高い場所によく大きな半球状の塊を作っているのを見かけることがあります。

茎は直立か斜めに立ち上がり、長さは5〜10cm程度で柔らかな印象のこんもりとした塊になり、葉は茎に密につき中心部が最も大きく、茎の下部は褐色の仮根に覆われ地中の茎が地下茎のように枝分かれして増えます。

ヒノキゴケの育て方と増やし方

ヒノキゴケは常に日が当たる場所や乾燥気味の場所では上手く生育しないので木漏れ日の差し込むような木の下などに植えるようにしましょう。

腐葉土と砂を混ぜて柔らかく水はけの良い土を作り、小さな塊をそのまま少し深く差し込み移植するといいでしょう。

ヒノキゴケは枝分かれはせずに地下茎のように増えていきますので、一度移植したらあまり動かさずにじっくりと育ててあげましょう。

見た目の繊細さや美しさから苔ボトルなどに取り入れ、室内でも育成したくなる苔でもありますが、室内での育成には少々コツが必要となってきます。

ヒノキゴケの生えている環境をじっくり観察するとその理由がわかってくると思いますが、ヒノキゴケは空気が綺麗で、ある程度湿度が保たれているような山の中の環境を好みます。

そのような理由から大気汚染や乾燥には弱く、環境が合わないとすぐに茶色く変色してしまうことがあります。

環境に馴染んでうまく生長している屋外育成でも同じように変色することはありますが、それは季節の変化によるもので、秋から冬にかけて全体に褐色が強くなり、特に冬期は赤褐色になります。

これは冬場の湿度低下や気温の低下によるものですので慌てることはありません。翌年になり、暖かくなってくれば全体的に緑色になり色合いは回復してきます。

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