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苔は冬でもとれるのか

苔入手

苔は春夏秋冬問わず採取することができますが、植え付け後のことを考えたら真夏と真冬は避けたほうが無難かもしれません。



苔は寒さにはめっぽう強く、凍りついても枯れることはほとんどありませんが一定の温度条件下では休眠状態に入ってしまうためにほとんど生長せずに定着にも時間がかかってしまいます。

ただ苔が元気よく成長する時期はヒルなどの生物も活発に活動する時期でもありますので、林の中や山の中に入って苔を採取する場合などはヒルなどの人に害を与える生物が冬眠している冬場を狙って採取するのもいい方法かもしれません。

高温多湿の真夏の採取では生長は鈍り、環境の変化と蒸れにより茶色く変色して枯れてしまうことがよくありますので注意が必要です。

一年を通した苔の成長

自然界における苔の成長を一年を通してみていきましょう。ただ日本全土では北海道から沖縄まで季節による気温差にも大きな差がありますのでここでは関東地方を目安にご説明いたします。

代表的なセン類の1年

まず冬季である11月から2月くらいまでは気温の低下と霜などで植物体全体が凍りついてしまうこともありますのでこの時期はほとんど変化はなく、ただ暖かい季節が来るのをじっと耐えています。

3月になると蒴柄は帽の下端辺りから次第に曲がり、同時に胞子体の先端が膨らみ始めます。4月頃になると蒴の膨らみはさらに増し、帽は避けて脱落します。4がつまつから5月頃には胞子体全体が褐色になり、蓋が外れて中から胞子が散布されます。

そして暖かい季節に新しい若い芽が成長を続け子孫を増やしていき、また冬を迎えるまで盛んに成長していきます。

このように季節に合わせて姿を変える苔の様子を採取目的とは別に観察してみるのも楽しいものです。

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